2017.04.25
怒りという感情はネガティブなものとして捉えられてしまいます。
だから、多くの人(優しく繊細な方ほど)
怒りをなかったことにしようとしたり
自分の中に押し込めたり
ごまかしたり、蓋をしようとしてしまうのです。
でも、結局はなかったことに出来ないのが感情というもの…
感情は【本当の自分】に気づかせてくれるための
道しるべなのです。
【怒り】に蓋をしてしまう癖のある人。
この方は自分でも「怒り」と認識していないことが多い気がします。
自分が我慢すれば丸く収まるから、と我慢して
その場をやり過ごそうとします。
そんな自分を「大人な自分」「優しい自分」「空気が読める自分」として捉えています。(←何を隠そうこれ以前のワタシ。笑)
でも、自分の中には拭い去れないモヤモヤが残ったり、
過ぎたことをあれこれと考えて、悩んだり後悔したり。
人の気持を推測してみて、あーだこーだ想像したり。
出口のない、思考と感情が混ざり合った中で
グルグルグルグル考えます。
このことを「私は、好きでしている、やりたいからやっている」と自分の中でも認識できていたら良いのですが
こう考えてしまうのが自分だから仕方がない、と諦めているのは大いにもったいない。
本当は、もっと賢く、冷静で、悩みを解決できる自分もいるのです。
ぐるぐるすることに飽きたら
ぐるぐるしている自分を、もう一人の自分が客観的に見ているイメージを持ってください。
・あぁ、ワタシはこんなことで悩んでいるんだな。
→それでは、これを解決するためにはどうしたらよいのだろう?
・あぁ、相手のことをこんな風に感じていたんだな。
→でも、それって本当?
→同じことを繰り替えさない為には今後はどうしたらいい?
→勇気を出して行動したら、何かが変わるかな?
・許せない!なんであの人はあんなこと言ったんだろう?
→相手には悪気はなかったのかも知れない。価値観が違うだけなのかも。
自分が嫌な気持ちにならない為も、勇気を出して自分の考えを伝えてみよう。
とか…
うまく説明になっているか分かりませんが
こんな風に、自分で「解決策」を導き出せるようになるはずです。
なんて、今はこんなこと言っている私ですが
ずっと「こうやってあれこれ考えることは意味のある事だ」と思っていました。
そうすると、自分の中の感情がどんどん大きくなり
グルグル&モヤモヤも肥大して、そこからなかなか抜け出せなくなります。
感情に飲み込まれない為には
その①自分の本心の感情から目を背けない、蓋をしない。
その②感情を認めて、しっかりと感じる。(←これをするだけで、スッキリすることもあります)
※この時、紙に書き出したり、人にアウトプットするのもいいです。ただし、相手の負担にならないこと。
あまりにしつこいと嫌われちゃいます!
その③俯瞰するもう一人の自分を設定する。
その④客観的に見
て、解決策が出てきたら行動に移す。
こんな感じでしょうか??
私はこれを繰り返すことにより、だいぶラクに軽やかに生きられるようになりました。
こんなこと言ったら嫌われるかな?傷つけちゃうかな?
というようなことも沢山ありましたが、案外大丈夫なものです。
何事もトライ&エラーです!笑
自分の気持に素直になればなるほど、人間関係も人生もラクになります♪