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2014.05.28

おばあちゃんから教えてもらったこと☆

こんにちは!!

八丁堀の隠れ家整体サロンCunaです☆

 

気付けば5月も残りわずか。

最近、昼間は日差しが強くて「もうすぐ夏だなぁ~~」と感じることも多くありますね☆

 

一日いちにちを味わって、大切に過ごしていこうと、気持ちも新たに張り切っている今日この頃です!!

 

 

この度、主人のおばあちゃんが旅立ち、そのお見送りの為、岡山に帰省させて頂いていました。

 

 

ご予約を頂いていたお客様にはご迷惑をおかけして、とても申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが

逆に温かいお言葉をもらうことが多くて、本当にお客様に恵まれて幸せだなぁと心から感動&感謝でした。

 

 

 

お正月に岡山で会った時は、体の不調はあったものの、元気だったおばあちゃん。

 

沢山話をして、マッサージをしてあげて、大好物のカニを一緒に食べて、楽しい楽しい時間を過ごさせてもらいました。

 

 

主人のおばあちゃんなので、私とは血のつながりはないのですが、本当に可愛くて、明るくて、優しくて。

 

初めて会った時から大好きになりました。

 

 

IMG_2152[1]

写真は今年のお正月☆

 

御年88歳のおじいちゃん(とってもしっかりしてて、元気!)とお洒落さん&ケラケラ笑うおばあちゃん☆

後ろは旦那のお父さんです☆

 

 

おばあちゃん、5月中頃に体調を崩し、病院に行くと「持っても余命半年」と宣告されたそうです。

 

夏前には会いに帰ろう、と話をしていたのですが

 

翌週の日曜日には「あと1週間持つかどうか・・・」と連絡が入り

その2日後には、危篤状態と言われ。。。

急遽、その日の夜、岡山行きを決めました。

 

 

前々日は、お寺で「命の大切さ」をテーマにした講演会に関わらせてもらいました。

素敵な住職さんのお話に心震わせ、

一緒に活動しているALS(筋委縮性側索硬化症)患者者のマカさんのお話に

幸せは、日常に沢山溢れている。できることに目を向けることで人生は何倍も素晴らしいものになる。

ということに改めて気づかされました。

https://www.facebook.com/events/264889737024140/

 

 

 

そして20日は、私自身が主催をさせてもらったバースカフェでした。

 

命の誕生の奇跡、お母さんが命がけで自分を生んでくれたことに改めて感謝して

生命の奇跡を皆で感じ、感動しました。
https://www.facebook.com/events/1397900097154387/?fref=ts

 

 

 

そんな中での、おばあちゃんの死が近づいているということ。

 

 

運命を感じずにはいられませんでした。

 

 

 

岡山に到着したのは、23時近く。大雨でした。

 

いつもは早く寝るお母さんも、この日は起きていて、迎えに来てくれました。

 

そして、夜遅くでしたが病室おばあちゃんに会うことができました。

 

とても苦しそうでしたが、大きくしっかりと呼吸をしていました。

 

 

 

 

翌日も、朝からお見舞いにいきました。

耳元で「おばあちゃん」と呼びかけると、うっすら目が開き、涙がす~っと流れました。

 

実はもう何日間も目を開けることはなかったそうなのです。

 

 

 

その翌日、更に目はしっかりと開かれていました。

 

そしてお、見舞いの方々の言葉に答えるように、口を動かしたり、言葉を発しているようにも見えました。

 

先生曰く、「意識はない状態」とのことでしたが、言葉も気持ちも通じているように思えました。

 

 

おばあちゃんは、たくさんの点滴のお世話になり、でもそれがおしっことして上手く外に出せなかったので

手も足も、顔もパンパンにむくんでいました。

 

息をするのが、すごく苦しそうで、全身を使って呼吸をしていました。

 

「一日でも長く一緒に居たい」という想いもありつつ
「早く楽になってもらいたい・・・」「苦しまないで欲しい」というのも正直な気持ちでした。

 

でもその姿を見て、

普段何気なくしているこの呼吸が、こんなにも「生きる」ということと繋がっているということを教えてもらいました。

 

苦しくても、ただ必死に「生きる」姿は、こんなにも人に勇気を与えるんだ、ということを知りました。

 

 

おばあちゃんが頑張ってくれたことで、私は主人の親戚の方々に出会うことができ、

 

ゆっくりと時間を過ごすことができました。

 

家族で静かな、でも大切な時間を共有することができました。

 

 

 

そして、その夜の21時頃。

呼吸がだんだんと浅くなり、看護師さんから
「今夜あたりがヤマかもしれません。親しい人を呼んでもらった方がいいかもしれません」
と言われました。
お父さんが慌てて、ずっと付き添っていたおじいちゃんやおばあちゃんの子供たちに連絡をしました。

 

ずっとずっと仲良しで、いつも一緒にいたおじいちゃんには絶対に間に合ってほしいと心から祈りました。

 

 

そして19時くらいまで病室に居た皆が、また集まり、おばあちゃんを囲みました。

 

皆が涙を浮かべて、「ありがとう」を口々に言いながら。

そして、従姉の一人が息を切らして病室に駆け込んできました。

 

「おばあちゃんおばあちゃん!!」と呼びかけると、それに応えるように大きく呼吸を一息。

 

「おばあちゃん、答えてくれた!!」と喜ぶと同時に

呼吸が止まっていました。

 

皆が揃うのを待って、最後の最期まで頑張ったおばあちゃん。

 

そして、感動的な最期の姿を見せてくれました。

 

哀しいけれど、あまりにも素晴らしい最期に「おばあちゃんかっこいいなぁ~~」

 

とますますおばあちゃんが大好きになりました。

 

 

その後も、通夜や葬儀など、私自身も家族の一員として色々関わることができ、
沢山の親戚に挨拶することができました。

 

最期におばあちゃんは、家族の絆や、親戚たちとのつながりもしっかりと作ってくれたんだなぁ。と
しみじみ感じています。

 

 

身近な人の死は、本当につらくて哀しいけれど、誰もが通る道です。

 

 

だからこそ、しっかりと向き合って、しっかりと悲しんで、感謝をして。

 

また前を向いて一歩ずつ歩いていくんだと思います。

 

 

おばあちゃんが楽しそうに笑うだけで、みんな明るくてしあわせになりました。

 

人を幸せにするには

まずは自分が楽しくなる☆

とってもシンプルだけれど、それがきっと答えなんだろうなぁと思います。

 

随分なが~~い記事になってしまいましたが、読んでくださったかたありがとうございます☆

 

 

人生悔いなく、謳歌していきましょう♪♪

 

Cuna